2016年2月29日月曜日

2/16 栃木県塩谷町での地域ミーティング

2/16(火)栃木県塩谷町で地域ミーティングを行ってきました。

塩谷町は、指定廃棄物の最終処分場候補地に選定されています。

指定廃棄物最終処分場候補地選定までの経緯と現状


上河内スマートICをおりて少し走ると、処分場に反対する、のぼりや看板が見えてきます。


町中にのぼりが立っていて、なんと町役場の前にも!


雪が残る指定廃棄物の最終処分場候補地を、見学してきました。


2015年9月の大雨では、候補地になっているその場所まで浸水していたそうです。

候補地と川の流れとの高低差はほとんどなく、
川の侵食によって崩れた場所もあります。






その後移動して、環境庁から名水百選に認定されている「尚仁沢湧水」を見学。
(塩谷町役場のサイトより、2014.5.30撮影)

こんこんと水の湧く、もののけ姫の一場面を思い起こさせるような場所。

「尚仁沢湧水」の様子はこちらに映像もUPされています。


午後は、塩谷町役場で、塩谷町の皆さんとの地域ミーティング。
見形町長にもご参加いただきました。



処分場の問題、土壌測定のこと
子どもたちを守るために検診などどのようなことができるか、
各地域ので取り組みはどうかなどなど、
限られた時間ではありましたが、様々な意見交換をすることができました。

現地で暮らす人の声を聞くこと、その場所に立つことで感じられることもありました。


各地域と繋がり、地域と地域を繋ぐ。

そんな取り組みも、子ども全国ネットとして
大切な役割だと改めて思った一日でした。



2016年2月24日水曜日


原発事故被害者の救済を求める全国運動
第三期キックオフ集会 
(参議院会館)に参加しています。



2015年6月18日木曜日

「ママレボ」が第3回日隅一雄情報流通賞の激励賞を受賞!

「ママレボ」が第3回日隅一雄情報流通賞の激励賞を受賞!

これは駆けつけるしかないでしょー!!(≧◇≦)

子ども全国ネットでも4名が駆けつけました。


和田さんも、千亜さんも、ほんとーーーっに頑張ってるから、なんか嬉しくってたまらないよ…涙。
そして、表彰式に子どもたちが出てきたシーンは、おそらく今までなかったんじゃないかな。
基金の代表理事・海渡雄一弁護士にご挨拶した際、「子どもがいるっているのは本当にいいですねー、いやー、よかったー!」っておしゃっていました。

原発事故後、報道に乗らない声なき声を地道に取材をし、書き続け、時に悩みながら、とにかく必死に追いかけてきた2人、これからも頑張ってほしいよ。
子ども全国ネットもより一層の応援をします!

今の日本に「ママレボ」は必要なんです!

渾身の一冊、手にとってみて。バックナンバーもあります。
↓   ↓  ↓  ↓  ↓
http://momsrevo.shop-pro.jp/?pid=85898992


本当におめでとうだよー♡ *\(^o^)/*

そして、今こそ、この本も読み直したい!まだ読まれてない方、ぜひ~!

「主権者」は誰か――原発事故から考える (岩波ブックレット) 
日隅一雄(著)

http://goo.gl/OodI32

2015年3月18日水曜日

保育園の「父母会」で給食食材を測定しています。

子ども全国ネットのスタッフも、個々に子どもの通う学校や幼稚園・保育園、行政に
働きかけをしたり、土壌測ったり、なんだかんだと地道にやっております。

今日は私の息子が通う保育園のお話を。

我が園の「父母会」では、給食食材の放射性物質測定を毎年行っています!
園は、自治体での測定にも申し込んでくださっているのですが、シンチレーションでの測定。
Cs134、137合算で検出限界値7ベクレル/kgくらいです。

しかも単品検査でチョイスする食材がちょっと残念なんです。
摂取量の多いものという条件なので、うーん、それって測っても無駄でしょ・・・??って
思うような食材も測定されています。

父母会はゲルマでやります!食材もちゃんと選びます!(鼻息)
年一度の父母総会で予算を精査し、

・たくさん食べるもの
・汚染されやすいもの

という基準で食材を選びます。
今回は、白米、五分つき米、粉ミルク、さつまいもに決定!
さつまいもは、おやつに蒸かし芋がまるごと出されますので、他の気になる食材に比べて
摂取量が多いと判断しました。

厚労省データをみると、さつまいもは関東産のものでも結構な頻度で検出されています。
また、農水省のHPにある「農地土壌中の放射性セシウムの野菜類及び果実類への移行の程度」を
みても、サツマイモは他の食材に比べ、移行係数がやや高いのです。

仕入先の八百屋さんから給食用に卸しているさつまいも1㎏ゲット。
父母会長と必死に刻みます。
















購入の際、測定で使う旨をお話すると、八百屋のおじさん「もうでないでしょー?」って言うから、
「そうですねー、だいぶ落ち着いたでしょうねー。たださつまいも、レンコン、キノコ類は
やっぱり関東でも検出されるみたいよー。」とインプットしてみました。

測定結果を八百屋さんにフィードバックする時に、「世田谷こども守る会」が作った
パンフレットも持って行こうと思います。
ここには気になる食材が、可愛いイラストとともにわかりやすくまとめられています。
パンフレットはコチラにアップされています。 ⇒ http://goo.gl/0ULWJy

粉ミルクはメーカーが検出限界値5ベクレル/kgほどで測定しているようですが、
0歳児はそれしか飲まないわけで、できればもっと低い検出限界値を目指したいのでした。

あー、どうか、うちの子が卒園した後も測定を続けてくださいますように。

2015年3月11日水曜日

4年前を想いながら・・・

あの日から4年がたちました。

むごすぎる多くの苦しみを前に、生きている私たちは必死で今に立ち向かわなければ……
そう思ったあの日。

多くの失われた命とご家族にむけてあらためて哀悼の意を表します。

「5年目に向けて」 ⇒ http://kodomozenkoku-news.blogspot.jp/2015/03/5.html

いろいろな想いを抱きながら、今日も粛々とホームページの打ち合わせです。


4年経った今だからこそ放射能が気になり始めたばかりの人、
妊娠・出産を機に初めて現状を知った人、
子どもの入学、入園で給食が気になり始めた人、
西日本から東日本への転勤でいろいろと心配になった人、

まだまだ情報を求めている人がいます。

安心を押し付けるだけのものでもなく、危険を煽るだけのものでもない、
わかりやすい「きほんのき」といえる情報の窓口を作っていきます。







2014年11月29日土曜日

世界のジャーナリズムは、“圧力”をさらす!

本日のMXテレビ「淳と隆の週刊リテラシー」(http://s.mxtv.jp/literacy/)が素晴らしかったー!

自民党が民放テレビ局に対して、出演者や番組内容、発言時間、回数などに配慮するように
という要望書を送っていた件をばっさりと切っていました。


FullSizeRender.jpg を表示しています

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ヒューヒューだよ、MX!(←古い。)

「日本のメディアは“圧力”を“圧力”と思っていない。」
「世界のジャーナリズムは、“圧力”を晒す(さらす)。」
「(さらに圧力が来たら・・)さらに晒す。」
 
と、上杉隆氏。

そんな“圧力”があった場合、本来であれば、恰好のネタなのだけどね。

自民党が報道に公平性を確保するためという理由で出した、その要望書は、
早速、効果を発揮しましたよ。

昨夜のテレビ朝日「朝まで生テレビ」は、当初、出演予定だった
荻上チキ さんや小島慶子さんの
出演をいきなり取りやめてしまったよ・・・
およよ。

要望書にきちんと従うメディア。
なんとも気持ち悪い。
テレビ朝日なのに!「朝生」なのに!
ん?むしろ「朝生」だから?Σ(・ω・ノ)ノ!

理由としては、「局の方針と(人選した)番組制作側の方針が一致しなかった」とのこと。
さぞかし、現場の方々も憤慨していることでしょうね。

なんだか薄気味悪くて、背筋がゾ~ッとする。
今はまだこの一連の流れが報道されているけど、そのうちそれすら報道されなくなる??

特定秘密保護法の施行は、衆院選の投開票4日前の12月10日

特定秘密になるのは、防衛、外交、スパイ防止、テロ防止の4分野というけれど、
「何が秘密か?それは秘密です。」っていう法律だよね。
漏えいは最高で懲役10年。

そのうち要望書なんてわざわざ出さなくても、メディアが自ずと自己規制しちゃうかも・・・、
って思ってしまうのは心配しすぎなんだろうか。


(2014.11.27_毎日新聞)
衆院選:自民 テレビ局の選挙報道で細かく公平性要請

(2014.11.28_ハフィンポスト)
自民党「選挙報道は公平に」テレビ局に要望 『朝まで生テレビ』にも影響?

2014年10月23日木曜日

『福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞(岩波新書)』――「支援」という言葉


ご存知の方も多いと思いますが、去年、『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』を書いた、毎日新聞・日野行介記者の新刊です。県民健康管理調査の秘密会、水野参事官の暴言ツイッター、公表されない調査報告書や個人の被ばく線量・・・本来、私たちが知るべき大切な情報をひとつひとつ、暴き、報道しています。

国の言う「支援」という言葉に違和感がある、と日野記者が言っているのを聞いたことがありますが、私も「支援」という言葉そのものに抵抗があります。

実は、私自身が、埼玉県に避難されている方たちと関わる活動の中で「支援者」と言われる場面があるのですが、とにかく居心地が悪いのです。ましてや自ら「支援者」を名乗ることなど、どうしてもできません。

「支援」と言えるほどのことができているわけではない、というのはもちろんありますが、それだけではなく、違和感の一番の原因は、「支援」という言葉が表す相手との関係性にあるのだと思います。
言語感覚の問題なので、人によって違うかもしれませんが、個人的には、「支援」という言葉は「する側」の一歩離れた立ち位置、距離を感じ取ってしまうのです。

今回の原発事故は特に、被害を受けた方であっても、「支援」する側であっても、日本に住んでいる以上、すべての人が関係者。
「あなたの問題」ではなく、「わたしの問題」ではないかな・・・と思うのです。

なので、私は「支援」という言葉を、原発事故以降、便宜的に遣っている感覚があります。身近にいる、「支援者」にも、私と似た感覚の方が多いような気もします。

前置きがゴチャゴチャ長くなりました。
言いたかったのは、その「支援」という言葉を、国が原発事故の被災者に対して遣う(遣えてしまう)おかしさのこと。
そもそも原発事故は原子力政策を推進してきた国の責任です。

そのうえ、例えば、先月、926日に「原発事故子ども・被災者支援法に基づく」施策として発表された、公営住宅の入居要件の緩和(詳しくはこちら)にしても、「支援」って何?と、二重に混乱せざるをえないのです。

いったい、だれがそれを望んだのか、その制度を利用する人がどれほどいるのか、どのくらいの人がその支援を喜ぶのか、まったく不明です。実際にニーズ調査を行ったのか、と復興庁に尋ねたところ、「パブリックコメントには住居のことが多く書かれていたので」という曖昧な答え。

支援対象にあたる関東に避難中の友人に聞けば
「公営住宅に引っ越せ、と言われても、周辺に入居できそうな公営住宅なんてないし、子どもを転校させたくないし・・・その制度を利用しようとは思えない・・・」
と困惑しています。
また、
「二重生活で経済的にもぎりぎりの状態だから、家賃が発生したらその時点で避難の継続は無理です・・・」
という方もいます。

「支援」という言葉遣いへの違和感のうえに、出てきた「支援」施策ですら、この状態であることを、いったいどのように表現したらいいのでしょうか。

いまも、あきらめずに声を上げ続けている人たちがいます。怒りを持ち続けることも、声を上げ続けることも、本当は疲れます。ましてや、慣れない避難生活の中で、たとえば母子避難だったら、子どもと一対一で向き合い続ける毎日の中で、国に対して「こうしてほしい」と言い続けることは、とてもハードルが高く、つらいはずです。

「私たちは、震災前は、こんな風に政治に関わらなくても、生きていられたんだよね」
「でも、声をあげなかったら何も変わらないから、言っていくしかないんだよね」
つい先日も、都内に自主避難をしているお母さんが話してくれました。

そういった、被害者の方たちの声を、国は真剣に受け止めてほしいと願ってやみません。
特に、賠償も「支援」も(そして健康調査すらも)ないままに放置され続けているいわゆる自主避難地域を対象にした、そしてその方たちのニーズに合った施策が今後きっと具体化するのだろう、と祈るしかありません。

そして、そういうお母さんたちの問題が、けっして、「あなたの」ではなく「わたしの」問題だ、ということも、日野記者の本を読んでみても、改めて感じるのです。



前作の「福島原発事故 県民健康管理調査の闇」も、秘密会が暴かれる過程にワクワクしながら(腹を立てながら)読みましたが、今回も同じようにミステリー感覚で読める一冊でもあります。特に、官僚へのインタビュー部分は、臨場感があります。
また、自主避難地域の問題がいかに意図的に無視され続けてきたのか、という全体像もよくわかります。

秋の夜長に、温かい飲み物を片手に、(・・・という穏やかな気持ちでは読めないかもしれませんが)ぜひ、読んでみてくださいね。

「福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞」(日野行介/岩波書店)


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日野行介さんインタビュー
「自主避難者だって被ばくを強要されるいわれはありません。まずは彼女たちと向き合う必要があります」




(伊藤千亜)