最近は、Ryoさんが書いてくれてますが、私もまたぼちぼち書いていこうと思います。
この日、「311甲状腺がん家族の会」設立記者会見をお手伝い。
10代の子、たぶん、中学生か高校生くらい…検診でひっかかって要検査になり、結果が出て、親子で呼び出されたと思ったら、「悪性です。がんです」と、たかだか10分ほどの告知で告げられる…そんなことが福島で起こっているのだと、この会見で知りました。
10代の女の子と男の子のお父さんが、現地から中継で質問に答えてくださっていましたが、顔は隠し、声も変えての中継。そうしないと、とてもじゃないけど、声も出せないというのが、甲状腺がんと診断され、甲状腺を摘出する手術を受けた子どもと家族がおかれている状況です。
女の子は、大泣きしていたそうです。手術後も声がかすれたり、体調が悪かったりして、進学をあきらめたとか。男の子は、顔面蒼白で、その後も誰にも言えず、誰にも言うなと言い、ひたすら孤立している様子。
この家族の会が周囲の方々の尽力で形になり、初めて同じ境遇の方と話すことができた、そのことでどれだけホッとしたかと語るお父さんたちの話を聞いて、涙が出てしかたありませんでした。
我が子ががんになる。なのに、誰にも言えない。甲状腺がんと言えば、放射線の影響かそうでないかと議論になっているから、まわりも手術痕でわかってはいても、言えない…。それでなくても、体調やメンタルやいろいろ大変なのに、腫れ物に触るような周囲の雰囲気、どれほど孤独なことか。
そう思うと、本当にこの会の設立にこぎつけてくださった方々の努力がありがたく、勇気をふりしぼって手をあげてくださった当事者の方々を心から支えたいと思うのでした。
3月11日の報道ステーションを見た方もいらっしゃると思いますが、それにもまして、福島県立医大のみに任されている(というより、囲い込んでいる)甲状腺がんをめぐる状況はひどいということが伝わる記者会見でした。
関心を持ち続けること、そして、報道を見聞きすること、報道してくれるメディアを励まし続けること、それが外からもできることだと思います。
そして、関東も東京も決して人ごとではないということを忘れないで5年の今できることをしていきたいと思っています。
emiko
【報道まとめ】子ども全国ネット情報ブログ
http://kodomozenkoku-news.blogspot.jp/…/…/blog-post_120.html
2016年3月16日水曜日
2016年3月3日木曜日
支援法市民会議
ひな祭りの今日は、暖かい一日でした。
花粉症の方には辛い季節ですね・・・。
まもなく、3.11.から5年ということで、
報道記事も増えています。
日々の情報ブログの更新も頑張っています!
さて、今日は事務局ミーティングを行ったあと移動して、
支援法市民会議世話人会でした。
サフラン、FoE、全国避難者の会、子ども全国ネット、
それぞれの活動状況や、今後の展望などなど報告。
もう5年、まだ5年。
まだまだこれから考えて行動していかなくてはならない課題が
たくさんあります。
子ども全国ネットでは、5回目の3.11.に
私たちの立っている、ここから始めるために東京で集まる
地域ミーティングを企画しています。
ぜひご参加ください!
3.11子ども全国ネット地域(東京)ミーティング
「もう5年? まだ5年? 今だから観たい Short movies!」
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