2014年9月16日火曜日

光文社「女性自身」の記事が素敵です!

子どものころ、母の行くパーマ屋さんについていくと、必ず置いてあった女性週刊誌。
芸能ニュース満載で、華やかすぎる表紙の見出しが妙にインパクトありました。

あの頃の母の年齢になった私ですが、おしゃれな雑誌や社会派週刊誌を手に取ることはあっても、女性週刊誌に注目することはほぼありませんでした。
しかし、311以降、かなりの頻度で書店で手にすることに。

「あ、わかる!」っていう方、いらっしゃいますよね。
そう、意外にも“放射能問題”に関しては、ストレートに記事化してくださっていました。
2011年当時にも、食べ物の放射能汚染や関東地方での土壌汚染についても報じてくれた女性週刊誌。
記事の切り抜きを保育園の園長に手渡したことも思い出されます。


viva!「女性自身」!

さて、1か月半ほど前の「女性自身」8月12日号、私は400円を出して購入しました。
気になった記事が3つもあったからです。



バックナンバーはこちら
http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/past?magazinenumberid=2838










「避難3年、もう我慢できねえ!」






















全村避難の飯館村民がついに声をあげたことを3ページの中でぎゅっとまとめています。
村の状況が垣間見られるような写真10点強とともに、除染の矛盾や村民の方々の怒り・悲しみが書き連ねられています。


「戦争への道を開く安倍首相を叱る
“アラ100”おばあ2人『覚悟の訴え』」





















“アラ100”、つまり、100歳近いおばあちゃん2人の、体験と訴えが7ページに書かれています。
「『日支交戦』というビラを見て戦争が始まったかと驚いていたら、翌日には『満州事変』と名を変えていて、“事変なんだ、戦争じゃなくてよかった”と思ったものです。その後も上海事変、盧溝橋事件・・・。国民は安心したまま戦争に突入していったんです。そうとは知らず、学生の私もおいしいものを食べ歩いたり、ルンルンしてましたよ」

この言葉が妙に残りました。



男女不平等大国ニッポン




















少し前に話題になった東京都議のヤジ。
レイアウトが週刊誌的です。(笑)
しかし、7ページに渡る記事の内容は、かなり濃いです!

ヤジ問題はかなり報道されましたが、本質的な問題に触れられないままの内容も
多々見かけましたので、個人的にはやきもきしていました。
そんな中でのこの7ページ。記者さんの名前はありませんが、かなり想いを感じました。



今度、本屋さんに行ったらちょっと派手目のあの表紙、
開いていてみるのもいいかもです。

2014年9月1日月曜日

夏・保養シーズンが過ぎて……

いつのまにか、窓の外はもうすっかり秋の虫の声。

今年の夏も、
もう過ぎてしまったなぁ、と
なんだか寂しい涼しさです。




「1泊でも、いや、日帰りでいいから、
 家族全員でどこかへ出かけたい!」

というこの夏の私のささやかな目標は、
ついに、達成できずに消えていきました。

わが家は、子どもが4人。
しかも、すでに上の2人は家を出ていますし、
3番目も部活に燃える高校生とあっては、
困難なことは百も承知。




私自身も、4人きょうだいで、私以外は男子3人。
だから、よ〜くわかるんです、
就職したら、結婚したら、
きょうだいや家族で集まるなんて
至難の業だってことが。

だから、せめてこの数年の間、
いえ、末っ子が小学生のうちに、何回かは家族そろって出かけたい、
と、この夏もダメ元でがんばったのでしたが……。



子どもが小さいうちは
簡単なんです、
家族で出かけるのも。
上が小学校高学年になり
スポーツを始めると、
まずは週末がNGに!
中高生になると、
部活優先!
試合や発表会が入ると
家族旅行で
休むなんて発想は皆無!
そして、受験!



いや、でも、
関東にずーっといる以上、保養がてら少しでも外へ出したい気持ちもいっぱいです。
東京の汚染は、わからないとはいえ、
少なくても、以前ならドラム缶に詰めて厳重保管だったはずの放射性物質が
身のまわりのそこら中にあるわけで、
大人の自分も含め、たとえ、短期間でも、外へ出たいなと思います。

外へ出て、ふと気がつくと、深く深呼吸している自分に気がつくのですよ。
ま、放射能以外の汚染物質もいっぱいありますからね。




いつも思うのだけど、
ここまでは安全、ここからは危険、
というギリギリのラインまで
子どもを差し出さなくていいよね?

車に接触する確率は低くても
子どもはかならず
車と反対側に手をつなぐじゃない?
親ってそんなもんでしょう?

放射能だって同じだよね。
「ここまでは安全だよ〜!」
なんて、
ギリギリのところまで
わざわざ被ばくする必要なんて
全然ない!



被ばく影響による心身の回復には、汚染のない地域で過ごす保養が有効で、
ウクライナの保養では、はり灸やマッサージ、温熱療法など
まるで東洋医学的なアプローチを受けながら過ごすんですって。
それが、20数年経たチェルノブイリの答えなんだなぁと思います。



福島だけでなく、
関東、東京でも、
とくに、小さい子たちは、
定期的に保養しながら
過ごして欲しい。

……いろんな条件があって、
なかなか叶わないかも
しれないけれど。

せめて、
福島の子どもたちの保養のために
小さなできることは続けたい。



夏休み、子どもと今を楽しむこと、と
未来を見すえながら、今やりたいことをやりとげること、
私のなかでは、どっちも大事で、
どっちもあるから、きょうがあるって感じだけど、
目の前のことに追われて、
子どもとの時間が後まわしになりがちだった、この夏は
ちょっとストレスたまったかも。

(自分のお楽しみだけは、頑張ったごほうびにと、しっかり確保したのだけれどね)




秋は、出かけるぞ。

できれば、親子でふらっと出かけて、
せめて3日くらい、自然のなかで
ボーッとして過ごしたい。



……さてと、
そのためにも
パソコンの前でボーッとしていないで
サッサと仕事を片付けなくっちゃ。



emiko