芸能ニュース満載で、華やかすぎる表紙の見出しが妙にインパクトありました。
あの頃の母の年齢になった私ですが、おしゃれな雑誌や社会派週刊誌を手に取ることはあっても、女性週刊誌に注目することはほぼありませんでした。
しかし、311以降、かなりの頻度で書店で手にすることに。
「あ、わかる!」っていう方、いらっしゃいますよね。
そう、意外にも“放射能問題”に関しては、ストレートに記事化してくださっていました。
2011年当時にも、食べ物の放射能汚染や関東地方での土壌汚染についても報じてくれた女性週刊誌。
記事の切り抜きを保育園の園長に手渡したことも思い出されます。
viva!「女性自身」!
さて、1か月半ほど前の「女性自身」8月12日号、私は400円を出して購入しました。
気になった記事が3つもあったからです。
バックナンバーはこちら
http://www.kobunsha.com/shelf/magazine/past?magazinenumberid=2838
「避難3年、もう我慢できねえ!」
全村避難の飯館村民がついに声をあげたことを3ページの中でぎゅっとまとめています。
村の状況が垣間見られるような写真10点強とともに、除染の矛盾や村民の方々の怒り・悲しみが書き連ねられています。
「戦争への道を開く安倍首相を叱る
“アラ100”おばあ2人『覚悟の訴え』」
“アラ100”、つまり、100歳近いおばあちゃん2人の、体験と訴えが7ページに書かれています。
「『日支交戦』というビラを見て戦争が始まったかと驚いていたら、翌日には『満州事変』と名を変えていて、“事変なんだ、戦争じゃなくてよかった”と思ったものです。その後も上海事変、盧溝橋事件・・・。国民は安心したまま戦争に突入していったんです。そうとは知らず、学生の私もおいしいものを食べ歩いたり、ルンルンしてましたよ」
この言葉が妙に残りました。
男女不平等大国ニッポン
少し前に話題になった東京都議のヤジ。
レイアウトが週刊誌的です。(笑)
しかし、7ページに渡る記事の内容は、かなり濃いです!
ヤジ問題はかなり報道されましたが、本質的な問題に触れられないままの内容も
多々見かけましたので、個人的にはやきもきしていました。
そんな中でのこの7ページ。記者さんの名前はありませんが、かなり想いを感じました。
今度、本屋さんに行ったらちょっと派手目のあの表紙、
開いていてみるのもいいかもです。