2014年9月1日月曜日

夏・保養シーズンが過ぎて……

いつのまにか、窓の外はもうすっかり秋の虫の声。

今年の夏も、
もう過ぎてしまったなぁ、と
なんだか寂しい涼しさです。




「1泊でも、いや、日帰りでいいから、
 家族全員でどこかへ出かけたい!」

というこの夏の私のささやかな目標は、
ついに、達成できずに消えていきました。

わが家は、子どもが4人。
しかも、すでに上の2人は家を出ていますし、
3番目も部活に燃える高校生とあっては、
困難なことは百も承知。




私自身も、4人きょうだいで、私以外は男子3人。
だから、よ〜くわかるんです、
就職したら、結婚したら、
きょうだいや家族で集まるなんて
至難の業だってことが。

だから、せめてこの数年の間、
いえ、末っ子が小学生のうちに、何回かは家族そろって出かけたい、
と、この夏もダメ元でがんばったのでしたが……。



子どもが小さいうちは
簡単なんです、
家族で出かけるのも。
上が小学校高学年になり
スポーツを始めると、
まずは週末がNGに!
中高生になると、
部活優先!
試合や発表会が入ると
家族旅行で
休むなんて発想は皆無!
そして、受験!



いや、でも、
関東にずーっといる以上、保養がてら少しでも外へ出したい気持ちもいっぱいです。
東京の汚染は、わからないとはいえ、
少なくても、以前ならドラム缶に詰めて厳重保管だったはずの放射性物質が
身のまわりのそこら中にあるわけで、
大人の自分も含め、たとえ、短期間でも、外へ出たいなと思います。

外へ出て、ふと気がつくと、深く深呼吸している自分に気がつくのですよ。
ま、放射能以外の汚染物質もいっぱいありますからね。




いつも思うのだけど、
ここまでは安全、ここからは危険、
というギリギリのラインまで
子どもを差し出さなくていいよね?

車に接触する確率は低くても
子どもはかならず
車と反対側に手をつなぐじゃない?
親ってそんなもんでしょう?

放射能だって同じだよね。
「ここまでは安全だよ〜!」
なんて、
ギリギリのところまで
わざわざ被ばくする必要なんて
全然ない!



被ばく影響による心身の回復には、汚染のない地域で過ごす保養が有効で、
ウクライナの保養では、はり灸やマッサージ、温熱療法など
まるで東洋医学的なアプローチを受けながら過ごすんですって。
それが、20数年経たチェルノブイリの答えなんだなぁと思います。



福島だけでなく、
関東、東京でも、
とくに、小さい子たちは、
定期的に保養しながら
過ごして欲しい。

……いろんな条件があって、
なかなか叶わないかも
しれないけれど。

せめて、
福島の子どもたちの保養のために
小さなできることは続けたい。



夏休み、子どもと今を楽しむこと、と
未来を見すえながら、今やりたいことをやりとげること、
私のなかでは、どっちも大事で、
どっちもあるから、きょうがあるって感じだけど、
目の前のことに追われて、
子どもとの時間が後まわしになりがちだった、この夏は
ちょっとストレスたまったかも。

(自分のお楽しみだけは、頑張ったごほうびにと、しっかり確保したのだけれどね)




秋は、出かけるぞ。

できれば、親子でふらっと出かけて、
せめて3日くらい、自然のなかで
ボーッとして過ごしたい。



……さてと、
そのためにも
パソコンの前でボーッとしていないで
サッサと仕事を片付けなくっちゃ。



emiko

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